ポリエステル

ポリエステルとは、ポリマーのカテゴリである。ここでは特に繊維に関係があるポリエチレンテレフタレート(PET)に限って記載する。
各国で商標が取られており、日本ではテトロン、アメリカではダクロン、イギリスではテリレン、ロシアではラヴサンと呼ばれる。
アクリル、ナイロンとともに三大合繊と呼ばれ、これら3種で世界の繊維総生産の66%を締めている。

1941年にイギリスで羊毛の代替品を目指して開発された。日本では1958年に帝人と東レが技術援助契約を結び、工業化を始めた(商標テトロンの頭2文字はこの2社の頭文字による)。

ポリエステルの進化

技術改良が進んだ結果、絹に似せたポリエステルが次々誕生し、1980年代には新合繊と呼ばれるジャンルが生まれた。そこにはシルク調のみならず、薄起毛調、ドライタッチ調、ニュー梳毛調などがある。
(出典:http://koueki.jiii.or.jp/innovation100/innovation_detail.php?eid=00081&age=stable-growth&page=keii)

ポリエステルの特徴

強度があり、形状記憶性があるためワイシャツなどに適している。また吸湿吸水性が低いため乾きやすく、カビに強い。

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