帆布(はんぷ)とは、綿や亜麻の太番手糸で織った厚地の平織り物である。英語ではキャンバス、オランダ語ではズックという。
船の帆に用いられていたため帆布といい、極めて丈夫である。
現在国内の帆布は約7割が岡山県倉敷市郷内で作られている。
帆布は文字通り船の帆に使われる布であり、現在の帆布の始祖は工楽松右衛門が厚手の木綿で作ったものであると言える。それはまでの帆はむしろで作られた耐久性の低いものだった。
Gordana Adamovic-Mladenovic from Windsor, Canada [CC BY 2.0], via Wikimedia Commons